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記念講演 アルピニスト野口健氏 「山を越える」

野口氏が、これまでにかかわってきた環境活動から「山での清掃活動や環境問題は、まさに人間社会との戦い。どういう人をつくれば、社会や国が変わるのか考えなければいけない」と人格形成の根幹となる道徳教育の大切さを語られました。

  7大陸の最高峰への登頂を成功させてきた野口氏だが、平成17年、ヒマラヤで8000メートル級の山を登山中に吹雪に遭い、自らも死を覚悟したことをきっ かけに、太平洋戦争で亡くなった旧日本兵の遺骨収集にも力を注いでいる。「戦争を美化している」との批判に屈せず、昨年は、8675柱の遺骨を日本に持ち 帰った。

 国家事業として、これまで誰も踏み込まずにいた領域で活動することに、野口氏は「職業軍人だった祖父の影響など、思い当たることはいくつかある」と語り、「国のために亡くなった人に対して冷たい国はいずれ滅びる」と厳しく指摘すると、会場からは大きな拍手が起きた。
-------以上-------産経新聞より
野口健氏の講演内容は、大変申し訳ありませんが、公開できません。若々しいファイトあふれる、すばらしい日本の青年です。お近くで野口健氏の講演がありましたら、すばらしいので是非お聴き下さいますようお薦めいたします。