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野口健氏の記念講演に感激!! 広島東ロータリークラブ会報より

2月11日、当会が主催開催いたしました、建国記念の日を祝う千葉県民の集い で記念講演をしていただきました野口健氏は2月13日に広島県の、ロータリークラブの国際ロータリー第2710地区グループ6.7のIM(インターシティーミーティング)に於いて講演をされました。

そのときの感動を、広島東ロータリークラブの早稲田幸雄さんがクラブ会報に掲載、その会報を私、浅野宛にお送りくださいました。

野口さんのすばらしさに再び感動させられました。皆様にご報告いたします。
私たちは、3月20日の歴史講座の日に、野口さんとともに活動をされている「空援隊の西村秀一さん」のお話をお聞きし、改めてこの国の姿勢にただ、ため息が出たのを覚えております。

心新たに、空援隊を応援しようという気持ちになりました。

-----------長くなりました、広島東RCの会報をご紹介します。-------------------

広島東ロータリークラブ 副幹事 早稲田 幸雄氏

 2月13日(土)ANAクラウンプラザホテルにおいてIMが開催されました。
一言で言うと『野口健さんの記念講演に感動した。圧倒された。来て良かった。』ということです。
グループ7の佐々木宏ガバナー補佐は、「IMは近隣のクラブが一堂に会して会員相互の親睦を深め、そして奉仕の理想を学ぶことが目的である。」と言われたが、まさにそのとおりのIMとなりました。
企画も大変よかった。当たったと思います。今回の企画はIMの本来の趣旨を踏まえ正面から取り組む意思が感じられました。
テーブルは指定席で、一つのテーブルにいろんなクラブの人を座らせ、式典から記念講演、基調講演、フォーラムそして懇親会までず-と一緒のテーブルで過ごすというスタイルでした。
前評判では指定席にして最初から最後まで拘束するなどとんでもない。途中で帰れないので出席率が悪くなるとか、テーブルが歯抜けになったらテーブルでの協議はどうしようかとか不評であったように思います。
しかし、結果は途中で帰る人は殆どおらず、懇親会の司会者も食事の量が足らないのではないかと嬉しそうな挨拶でした。
主管されだ広島西南RCは皆さんに遠慮しながら腰を低くして行動されており、私なんぞは気が短くて真似ができない、すごいなあと思いました。

テーマは「取り戻そう 青い空 かけがいのない地球」です。
記念講演の野口さんはエベレストや富士山の清掃で有名であり、テーマに沿った清掃の話は真剣かつユ-モアたっぷりに語っていただいたが、第二次世界大戦の日本兵の遺骨収集の話しになると私も諸会員もジーと目と耳を凝らして聞かざるを得なく涙を抑えた人も多かったのではないでしょうか。
私は日頃から平和呆けの日本、堕落番組のバラエティテレビ、殺人事件ばかり強調放送してい偏向大衆誌テレビ(地元報道社を除く)、戦地に追いやうれ日本のために身を捧げた人達に敬意さえ払わない冷たい政府の対応につき腹立たしく思っていたところですが、あの若い36歳の野口さんがズバリ指弾してくれました。
「私は好きでエベレストに行った。たとえ死んでも自分で行ったのだから後悔はないところだ。
しかし、戦地で放置されている遺骨になった人々は好きで戦地に行ったのではなく、赤い紙切れ一枚で戦地に行かされ、むき出しになった遺骨がたくさんあるにも関わらず日本政府は遺骨収集終了宣言をとっくの昔にしている。
その屍のお蔭で今の我々の平和があるのに本当に冷たい国だ。」と言われた。
「遺骨を故国に持ち帰ったら逮捕をする。」とさえ国は言ったそうである。
どの遺骨も故国の方角に向いている洞窟の中で果てているそうである。
さぞ故郷に帰りたかったでしょう。今でも帰りたいと遺骨は帰途につこうとした野口さんを金縛りにしたそうです。
これを放置する日本は必ず滅びる。そうなってはいけないから一人から始めていると野口さんはおっしゃった。
これまで8675柱を帰国させられたとのことです。来月も収集にいかれるとのことです。

 帰宅してからパソコンで遺骨のことを検索してみると、世界有数のダイビングポイントとして知られるトラック環礁では、日本兵の遺骨が見世物にされていることを知って愕然としました。
今も放置中です。
孫の時代に明るい夢をつなぐために自分一人でもいいから前を向いていこうと思わせてくれた野口さんの講演でした。
参考までに遺骨収集支援を調べたら    http://www.kuuentai.jp/でした。
 

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作成日:2010年04月15日